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神奈川県横浜市
保険医療機関
横浜金沢文庫
皮膚科クリニック

尋常性乾癬 ( かんせん )

乾癬 ( かんせん ) とは?

乾癬 とは、皮膚が赤くなり、盛り上がったところにフケのようなカサカサした白いかさぶたができることをいいます。白いかさぶたは古い皮膚の細胞が角化してもりあがっている垢で 鱗屑 ( りんせつ )と言います。鱗屑を無理にはがすと出血も伴います。通常、皮膚が生まれ変わるまでの時間(ターンオーバー)は45日程ですが、乾癬では4~7日程と新陳代謝の速度が約10倍となり表皮が異常に増殖します。
皮膚のどこでもおきる可能性がありますが、髪の生え際や頭皮、膝や肘など外からの刺激が多い場所に多いといわれます。かゆみで悩む人も多く、掻いてしまうと乾癬が悪化してしまいます。日本人の300人に1人程度、中年の男性に多いのも特徴です。

なお 乾癬 にはいくつかタイプがありますが 尋常性乾癬 が大半を占め、皮膚の赤い部分に白く角化した垢がもりあがる状態になります。

尋常性乾癬 ( かんせん )の原因

乾癬 の原因はまだ判明していませんが、様々な要因が関わっていると考えられています。家系に 乾癬 がいる人が多いとなりやすいなどの体質、ケガなど物理的な刺激や感染、また薬やストレスも関係していると言われています。
また免疫の異常で、体を守るはずの免疫システムが暴走することで皮膚の異常を引き起こすと言われています。

乾癬 の症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら症状がつづきます。ひっかいたり、こすったりしたりすることが悪くなるきっかけになりますし、乾燥も大敵です。暴飲暴食や睡眠不足などの生活習慣やストレスで 乾癬 が悪くなることもあります。

尋常性乾癬 ( かんせん )の注意事項※うつることはありません。

乾癬 は感染しません。うつる病気ではありません。感染が 乾癬 のきっかけになることはありますが、 乾癬 は皮膚に炎症がおきている状態であり感染症ではないのです。皮膚の見えるところに症状がでることで差別やいじめにつながるケースも少なくありません。本人だけでなく周りの人も病気への正しい理解をもつことが大切です。

尋常性乾癬 ( かんせん )の治療方法

外用療法

炎症を抑えるステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬およびこれらの配合外用薬が用いられます。それぞれの薬によって特性が異なり、軟膏・ローション・ゲル・スプレー・シャンプーなど様々なタイプがあります。

紫外線治療 ( 光線療法 )

乾癬 ( かんせん )には 紫外線治療 ( 光線療法 )が保険適応で行えます。当院では体の半分に紫外線を当てる「 ナローバンドUVB 」の装置と、体の狭い範囲に紫外線を当てる「 大面積エキシマライト 」のいずれも備えています。紫外線を当てると炎症を抑えることができ、 乾癬 ( かんせん )のかゆみなどが軽減します。治療効果を考えると週2~3回の紫外線治療が理想ですが、週1程度の受診でも効果はあがります。紫外線と言っても一部の波長のみを選択して体に当てるので、皮膚ガンのリスクは上がりません。まめに通える方には副作用もほとんどない良い治療法です。

内服療法

皮膚の細胞が過剰に作られるのを抑制するビタミンA誘導体、 乾癬 で活発になっている免疫反応を抑制する免疫抑制薬、感染における過剰な炎症を抑えるPDE阻害薬などが用いられます。

横浜 金沢文庫 皮膚科クリニック は 皮膚科 , 小児皮膚科 , アレルギー科 を標榜する 保険医療機関 ( 診療所 / クリニック ) ですので、 乾癬 の診療も可能です。

横浜金沢文庫皮膚科クリニック は 皮膚科 , 小児皮膚科 , アレルギー科 の診療を通して、 神奈川県 横浜市 金沢区 泥亀 の地で皆様の 皮膚 の かかりつけ医 を目指しております。
横浜金沢文庫皮膚科クリニック の院長はこれまで数多くの クリニック ( 診療所 ) や 病院 などで 皮膚科 , 小児皮膚科 , アレルギー科 の診療をおこなってきた日本皮膚科学会認定の「 皮膚科専門医 」です。
皮膚科 の扱う疾患は、赤ちゃんからお年寄り、頭の先から足の先、まで非常に守備範囲の広いものとなります。ちょっとした 皮膚 のお悩みや 皮膚トラブル によるストレスにも「 皮膚科専門医 」が真摯に対応させて頂きます。

また院長は大学病院で乾癬外来を担当していたこともあり、軽症から重症まで様々な程度の 乾癬 の患者様に 光線療法 ( 紫外線療法 )や飲み薬や塗り薬を組み合わせて適切な治療が可能です。
そうした 光線療法 ( 紫外線療法 ) の知見を活かす為、当院では「 半身型ナローバンドUVB 」と「 大面積エキシマライト 」を備え、 乾癬 , アトピー性皮膚炎 , 尋常性白斑 , 円形脱毛症 , 掌蹠膿疱症 などに対して 光線療法 ( 紫外線療法 )による治療を 保険適用 にておこなえます。
※「 半身型ナローバンドUVB 」は全身に対して、立ったままの姿勢で体の前面/後面を半身ずつ照射できます。
※「 大面積エキシマライト 」は局所に対して、照射面積が大きいので短時間(両手掌、両足底合わせても数秒程度)で照射できます。

もちろん、保険診療 が可能な 皮膚炎 , にきび( 尋常性ざ瘡 ) , いぼ , 腫瘍 , アトピー性皮膚炎 , 乾燥肌 ( 皮脂欠乏症 / 皮脂欠乏性湿疹 ), じんましん , かぶれ ( 接触皮膚炎 ), 水虫 ( 足白癬 ), 巻き爪 ( 陥入爪 ) , できもの ( 皮膚腫瘍 ), いぼ ( 尋常性疣贅 , 脂漏性角化症 ), とびひ ( 伝染性膿痂疹 ), 水イボ ( 伝染性軟属腫 ), 魚の目 ( 鶏眼 ) / たこ ( 胼胝 ), やけど ( 熱傷 ), 虫さされ , 脂漏性皮膚炎 , 酒さ , 単純ヘルペス ( 口唇ヘルペス ), 帯状疱疹 , 多汗症 , 円形脱毛症 , 掌蹠膿疱症 , 尋常性白斑 , 尋常性乾癬 などに対しても「 皮膚科専門医 」が適切な診断を行い、治療します。

皮膚トラブル によるストレスにより、仕事や学業に集中できない、対人関係に支障をきたす等、生活の質が落ちてしまうこともあるでしょう。どうかお一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
乾癬 , アトピー性皮膚炎 , 尋常性白斑 , 円形脱毛症 , 掌蹠膿疱症 やその他 皮膚トラブル でお悩みの方や 横浜市 , 横須賀市 , 逗子市 , 鎌倉市 界隈や 京急線 沿線で 保険診療 がメインの 皮膚科 クリニック ( 診療所 )をお探しの際は、 神奈川県 の 横浜 駅 から 京急線 の快特で2駅, 京急線 金沢文庫駅 から徒歩5分の 横浜市 金沢区 泥亀 の地にある 横浜 金沢文庫 皮膚科クリニック へお気軽にご来院ください。

なお 横浜金沢文庫皮膚科クリニック は予約制ではございませんので、直接ご来院ください。